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2020年5月1日(金)特集

第21回Wリーグ表彰者【ルーキー オブ ザ イヤー】東藤なな子(トヨタ紡織)

いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

Wリーグ公式WEBサイト恒例企画!
第21回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。

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第21回Wリーグ アウォード表彰者インタビュー



「笑顔とポジティブ。来シーズンのさらなる飛躍に向けて」

アウォード【ルーキー オブ ザ イヤー】
東藤 なな子(とうどう ななこ)
(トヨタ紡織サンシャインラビッツ #8)

──新人賞に輝きましたが、Wリーグ1年目の感想をお願いします。

「ひと言で言うと、“楽しかった”です(笑)」

 

──開幕前、中川文一HCからどんな指示を受けていたのでしょうか。

「シーズン前、『平均15点ぐらいは……』と言われました。聞いた瞬間“無理!”、それはできないだろうなと思いました」

 

──アンダーカテゴリーの日本代表でも活躍し、今シーズンのスタッツは素晴らしい成績でした。思った以上に良かったところと、逆に課題だと感じたところを教えてください。

「アンダーカテゴリーで通用すると感じたのはスピードと11。そういうプレーで頑張ろうと思っていて、実際に通用するなという手応えがありました。ただ、このままではダメだと痛感したのが3ポイントシュートで、アウトサイドのシュートは課題だと感じています。メンバーが入れ替わったばかりで、上位との対戦は厳しくなるとだろうと思いながら臨んだシーズンでした。それが、10月末のデンソー戦から連勝が始まり、チーム全体でとても良い感触になったと思います」

 

──オフェンスとディフェンス、どちらの貢献度が高いと思いますか?受賞の一番の理由は何だと思いますか?

「オフェンスでは切り込み隊長として、ボールをもらったらまずはゴールへ切れ込んでいくことを考えていましたし、ディフェンスも、トヨタ紡織はディフェンスのチームなので、1人もサボることがありませんから、そういうところで自分の役割を全うできたのが評価された要素だと思います」

 

──最初に、「楽しかった!」とコメントされましたがそのココロは?

「自分が経験してきたバスケが、中川HCから教わる『ボールと人の連動性を重視するバスケ』と同じだと感じられたからかも知れません。それに、先輩方のサポートがあり、『どう合わせたらいい?』『どういうプレーがやりやすい?』と、常に確認してくださったので、プレッシャーを感じることもなかったです」

 

──来シーズンはどんなテーマを掲げてトレーニングして行きますか。

「今シーズンはドライブの印象が強く、来シーズンはアジャストされると思います。もともと苦手な3ポイントシュートの精度を上げて、得点できるプレーの幅を広げたいと思います」

 

──最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「新人賞をいただけたのは、ファンのみなさんの応援があってこそだと思っています。来シーズンも、より温かい応援をお願いしたいと思います。次の目標に向かって、常に笑顔でプレーできるよう頑張ります!」