- 2008年9月7日(日)試合情報
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2008年日韓Wリーグチャンピオンシップ 新韓銀行がまず1勝!
1Q、富士通が#7船引(ま)のミドルシュートで先制。新韓銀行は、#9チョン・ソンミンの得点で反撃し、出だしからどちらも一歩も譲らない。開始から2分間は、両チームともに相手の様子を探る慎重な攻防が続き、6−6の同点。その後、富士通は速いパス回しから流れをつかもうとする。一方、新韓銀行は、オールコートのディフェンスで一気に引き離しにかかる。残り4分、新韓銀行#9チョン・ソンミンが決め、9−14とリード。富士通は食らいつきたいところだが、相手ディフェンスをなかなか攻略できず、残り6分から約2分間ノーゴールが続く。残り2分、富士通は#12矢野の得点で同点とすると、試合は速いテンポで得点を重ねる展開に。1Qは、#9チョン・ソンミンが14得点の活躍で、18−23と
新韓銀行がリードで終了。
2Q、1Qの勢いを保つ新韓銀行が激しいディフェンスで富士通に襲いかかる。新韓銀行は、#0チョン・ジュウォン、#10チン・ミジョンの活躍でさらに点差を広げていく。この間、富士通はなかなか得点が伸びず苦しい展開。残り4分、富士通はタイムアウトを請求。直後、新韓銀行はディフェンスで相手からスティールを奪い、さらに点差を広げ、28−47で2Q終了。
3Q、富士通が#5畑の3Pシュートで反撃の糸口をつかむと、連続得点で点差を詰める。新韓銀行はセットプレイから確実に得点を重ね、富士通の反撃を寄せつけない。残り6分で35−56の21点差。新韓銀行は、#7イ、#9チョン・ソンミンの2人がゲームをコントロール。富士通は、ディフェンスから自分たちの流れを作りたいが、相手にリバウンドを抑えられ、セカンドチャンスを決められてしまう。3Qを終了して、43−66と新韓銀行が大きくリード。
4Q、23点差を出だしから富士通が必死に追いかける。#7船引(ま)、#1三谷の得点で詰める。しかし新韓銀行#9チョン・ソンミンが落ち着いて得点を決めていく。オールコートディフェンスで追いかける富士通は、残り5分で15点差まで追いつく。新韓銀行が点差を詰められて再びディフェンスでプレッシャーを強めると、両チームともオールコートディフェンスで、自分たちのペースに持ち込もうと速い展開を仕掛ける。その後試合は得点の激しい取り合いに。しかし、新韓銀行が要所で確実に得点を決め、追いかける富士通を振り切り、この第1戦に勝利した。
ジャパンゲームMVPは、新韓銀行#0チョン・ジュウォン選手が獲得した。