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2021年3月9日(火)試合情報

セミファイナル進出チーム リモート会見(トヨタ自動車、富士通)

 いつもWリーグに温かいご声援誠にありがとうございます。 

 3月8日、プレーオフセミファイナルに出場する全4チームから8名の選手が参加し、公式リモート会見行いました。

 対戦カードごとに各選手のコメントを紹介します。


【トヨタ自動車 アンテロープス vs 富士通 レッドウェーブ】

トヨタ自動車 アンテロープス

#12 三好南穂 キャプテン

 目標であった西地区1位通過ができ、素直にそれは良かったと思っています。試合を重ねるにつれてディフェンスを激しくできるようになり、リバウンドに多く飛び込んで、そこからのブレイクが出せるようにもなりました。

 ただ、オフェンスでもディフェンスでも、最後の詰めの部分に甘さがあるので、そこは、プレーオフまでにしっかり修正したいと思います。

 対戦する富士通は、3Pシュートやアウトサイドからの攻めが強い印象です。あとはカッティングが上手いチームなので、そこは抑えないといけないと思います。ディフェンスも強いので、そこでも負けないように、自分たちも〝前へ前へ〟というプレーをしなければいけないと思っています。

 キープレーヤーは篠崎澪選手。大事な場面でシュートを決めたり、走ってきたりするので、チームとして、そこをしっかり止めたいです。

(プレーオフでは)感謝の気持ちとみなさんに活力を与えられるような試合をしたいと思っています。

#0 馬瓜エブリン
(コロナ禍で)練習のスタートを早く切ることができなかったシーズンでしたが、それでもコンディション良くみんながプレーできました。

(12月の)皇后杯ではすごく良い経験をさせていただき、後半戦は苦しみながらも、全員が試合でいいプレーをできたと感じています。

 ディフェンスで少し連係が取れていないところがありましたが、後半戦の終盤になるにつれて、泥臭くプレーしようと全員で話し合っていくことで少しずつ解消できたのではないかと思っています。

 個人としては、3年ぶりに富士通と対戦戦するので楽しみにしています。※今シーズンのレギュラーシーズンは東西カンファレンス制のため対戦がなく、昨シーズンも新型コロナウイルス感染症の影響でレギュラーシーズンが途中で中止となったため対戦はなし。

 3Pシュートがよく入るチームで、若い選手が多いですが、町田瑠唯選手や篠崎澪選手という経験のある選手がチームを引っ張っている印象があります。そこで相手にペースを握られないように、自分たちもディフェンス、オフェンスで凌駕してきたいと思います。

 マークするのはオコエ桃仁花選手です。ピックからポップしての3Pシュートや、インサイドでの強さもあるので、全員でディフェンスしなければと思っています。

 チームとしては、歴史を変えられるようなプレーオフにしようという目標があるので、まずは目の前の試合を一つ一つ戦って行きたいです。個人としてはチームの起爆剤となりつつ、しっかり安定したプレーをしていくことで、勝利に結びつけたいと思います。

富士通 レッドウェーブ


#10 町田瑠唯 キャプテン
 レギュラーシーズンは出だしがあまり良くなくて、苦しい展開になってしまう試合がありましたが、クォーターファイナルは出だしからリズム良く入れたと思います。

 ただ、試合を通してディフェンスのミスや、リバウンドを簡単に取られることが多かったので、そこは修正してセミファイナルに臨みたいと思います。

 トヨタ自動車とはレギュラーシーズンで対戦していませんが、個人能力の高い選手がそろっていますし、インサイドとアウトサイドのバランスが良く、フィジカルも強いチームです。(勝利するためには)ディフェンスとリバウンドが大事になってくると思います。

 個人的には、マッチアップするであろう安間志織選手のゲームコントロールや得点をしっかり止めたいと思います。

 まずは目の前の試合にしっかり集中し、富士通のバスケットに集中して、全員で戦って行きたいです。個人としては、ゲームコントロールはもちろん、積極的にアタックして、シュートチャンスを作って行けるように、富士通らしい速いバスケットが展開できるようにプレーしたいです。

#11 篠崎澪
 クォーターファイナルは勢いのあるチーム(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)が相手でしたが、受け身にならず出だしからディフェンスを徹底し、自分たちのペースで試合を運べたと思います。

 ただ、要所でのリバウンドや大事な場面でのターンオーバーなど課題が残るところもあったので、そこは修正してセミファイナルに生かしていきたいです。

 対戦するトヨタ自動車は選手一人一人がすごく力を持っていますし、選手層もとても厚いチームです。インサイド、アウトサイドともバランスよく攻めていますし、ディフェンスもフィジカルを生かして守ってきます。私たちは個の力では戦えないと思いますから、「全員で攻めて、守る」というチーム力で勝負したいと思います。

 セミファイナル、ファイナルはどれだけ富士通のバスケットを展開できるかがキーになると思います。まずはそこに全員でフォーカスして戦ってきたいです。その中で、苦しい展開や時間帯になった時に、体を張ったプレーでチームをしっかり引っ張って行きたいと思います。