- 2024年5月22日(水)特集
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【インタビュー】第25回Wリーグ表彰者 ジョシュア ンフォンノボン テミトぺ（富士通）
いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第25回Wリーグにおける表彰者のインタビューを掲載いたします。
表彰された選手には、2023-2024シーズンを振り返ってもらいました。
ジョシュア ンフォンノボン テミトぺ（富士通レッドウェーブ #8）
◆第25回Wリーグ プレーオフベスト5──優勝おめでとうございます。少し時間が経ちましたがお気持ちはいかがでしょうか。
テミトぺ はい、ありがとうございます！ まだ嬉しい気持ちが続いています。
──インカレ制覇（東京保健医療大学）を経験していますが違いはありますか。
テミトぺ インカレの時ももちろん嬉しかったですし、チームメイトとも同じ気持ちで喜び合いました。それは一緒ですけど、今回はたくさんのファンのみなさんが応援してくださっていて、それが一番嬉しかったです。
──シーズンをふり返ってみて、プレーヤーとして一番良かったところは？
テミトぺ 試合に出たら自分がどんな良い影響をチームにもたらすことができるのか、それを常に考えています。得点がそれほど取れなかったとしても、他のところ、例えばディフェンスだったり、リバウンドだったり自分の役割を頑張ろうと思っていました。ファイナルは、最初は緊張しましたけど途中からは、「優勝のイメージ」しかなかったので落ち着いてプレーができました。みんなとやって来たことを思い出せば、「大丈夫！」って（笑）
──テミトぺ選手が感じている、富士通の良さは何でしょうか、強さの秘密は？
テミトぺ コミュニケーションです。選手同士だけではなく、選手とスタッフもそう、みんなが「セイムページ（same page）＝共通理解や意見」で練習から取り組んでいます。それがそのまま、試合にも良い結果として表れているんだと思います。
──BT テーブスHCから期待されているプレー、任されている役割は何でしょうか。
テミトぺ 学生の頃はずっとペイントエリアでプレーしてきました。ここではプレースタイルが変わって、スペーシングを重視するようになっています。ほとんど「スペースアウト」で、それが一番大事。自分がスペースをつくって得点したり、誰かのシュートチャンスにつなげたりする。シューターがたくさんいますから、チームの得点がアップします。最初は難しかったです。どういうタイミングで動けばいいのか、ずっとアウトサイドにいると自分らしいプレーができないとか……時間はかかりましたが考えながらプレーすることで、結果として良くなっていきました。
──得点やリバウンドだけではなく、バランスよくチームに貢献していました。ファイナルの３試合はプレータイムが長かったと思いますが？
テミトぺ もうやるしかない（笑）、そんな気持ちです。
──優勝の報告はご家族や友人にされたんでしょうか。
テミトぺ はい、家族にはすぐ連絡しましたし、ナイジェリアにいる友だちにも連絡しました。試合は観られないかもしれませんが、チームのインスタグラムをよくチェックしてくれています。だから結果はすぐに伝わったんじゃないでしょうか。家族や友だちもとても喜んでくれました。
──オフにやりたいことを教えてください。
テミトぺ そうですね～、おいしいご飯をたくさん食べたい！ ナイジェリア料理のお店がありますから、そこへ出かけて、またパワーをチャージします（笑）
