- 2025年10月7日(火)特集
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2025-26開幕特集 ヘッドコーチインタビュー【三菱電機 コアラーズ】
いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。
毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全15チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。
三菱電機 コアラーズ 古賀京子ヘッドコーチ
堅実かつアグレッシブなディフェンス+高さを活かして勝負
──ゼネラルマネージャーとして、昨シーズンのチームをどう見ていましたか?
チームとして、経験値が積み上がったのは良かったと思います。どこからでも攻められる点では、自分たちがやろうとすることを遂行していたのではないでしょうか。ディフェンスは従来の三菱電機らしさが発揮できたと思います。戦略戦術についてはHCの考え方がありますから、そこは今回のHC復帰にあたって、少し変化するかもしれません。
──ロスターを見ると得点源の選手がチームを離れていますが?
確かにスターターが抜け、ベンチスタッフも入れ替わりました。その点では新たなスタートだと思いますし、スタッフ、選手ともいかに共通理解を深められるかが重要になるでしょう。経験値のある#4根本葉瑠乃、#9小菅由香、#45渡邉亜弥らは残留です。彼女らを軸に、新戦力とのケミストリーを高めながら「戦えるチーム」を作っていきたいと思います。
──その新戦力ですが、ベテランと外国籍に注目が集まります。
#12吉田亜沙美の経験値は得難い魅力ですから、チームにいい刺激をもたらしてくれるでしょう。外国籍の2人、#15ジョセリン テイト(177㎝)と#22サイーシャ ゴリー(188㎝)はサイズがあり、走力も備えています。よくコミュニケーションを取り、チームにフィットしていますから大きな戦力になるのは間違いありません。
それと若手の成長にも手応えを感じています。キャプテンの#38澤知央、#14大﨑万菜や移籍加入の#24中村華祈らの存在が戦力に厚みを増し、ベテラン勢とのコラボレーションで、さらに力を発揮してくれるはずです。
──当然、Wフューチャーで優勝し、昇格が目標になると思いますが?
降格の日立ハイテクはもちろん力のあるチームですが、他のチームも戦力を整えておりリーグ全体がレベルアップしています。気を抜くことは許されませんし、開幕から目の前の試合に全力で挑んでいきたいと思います。ベテランの存在と新加入の外国籍、成長著しい若手を上手く融合させながら、シーズンを戦い抜きたいと思います。
──ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
いつも多大なるご声援ありがとうございます。今シーズンは、Wプレミアに昇格することを目標に、新たなチャレンジになりますが、ファンのみなさまには一つひとつプレーを積み重ねる堅実な、三菱のバスケットをお見せしたいと思います。今シーズンも変わらぬ応援、よろしくお願いいたします。