NEWSニュース

2025年10月6日(月)特集

2025-26開幕特集 ヘッドコーチインタビュー【山梨クィーンビーズ】

いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全15チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。



山梨クィーンビーズ 石川幸子ヘッドコーチ

「山梨らしさ」を継続しつつ、新たなバスケを展開


──Wフューチャー1年目の昨シーズンはどんなシーズンでしたか。
昨季は、3位に終わり非常に悔しい結果でした。しかし、最後は7連勝で締めくくることができ、選手たちの勝利への執念や成長を強く感じたシーズンでした。チーム力が拮抗している分、「前年度より接戦が増える」という意識を全員で共有し、一つひとつのプレーを大切にすること、ルーズボールやリバウンドに最後まで競り勝つことなど、細部まで集中して戦うことを確認し合いながらシーズンに臨みました。

──上位2チームとは1ケタ得点差の試合もありましたが?
選手たちの勝ちたい気持ちも出ていましたし、充分勝負できる部分はあったと思います。ただ、その強度と精度を最後まで継続できなかったことが敗因だったと思います。この経験を今季に必ず活かしたいと考えています。

──メンバーはかなり入れ替わった印象ですが?
はい。外国籍選手2人、日本人選手2人、さらに新人も加わり、大きく生まれ変わりました。縁あって集まった13名で、アグレッシブかつクリエイティブなバスケットを目指します。特に期待しているのは、キャプテンの#23井上桃子と、インサイドを支える#1ダラーメ マレム ドイ(187㎝)、#99ダフェ ハディ(188㎝)です。井上は昨シーズンの悔しさを胸に、コート内外でチームを引っ張ってくれる存在です。マレムとハディは、インサイドの要として得点力・リバウンドともに期待しています。

──ベースは変わらず、さらにパワーアップしているわけですね。
そうですね。基本はアグレッシブなディフェンスから、流れを止めないオフェンスです。選手たちが状況を理解し、駆け引きの中で最適な判断を下せるようなバスケットを展開したいと思っています。

──ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
いつも温かい応援、本当にありがとうございます。新メンバーを迎え、切磋琢磨しながら成長している選手たちの試合を、ぜひ会場でご覧ください。そして一緒に戦っていただけると嬉しいです。最後に、ファンのみなさまと最高の結果で喜びを分かち合えるよう、全力を尽くします。今季も楽しんでいただけるチームをめざしますので、よろしくお願いいたします。