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2025年10月12日(日)特集

2025-26開幕特集 ヘッドコーチインタビュー【トヨタ自動車アンテロープス】

いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全15チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。


トヨタ自動車アンテロープス 大神雄子ヘッドコーチ

昨季の悔しさを糧に、成長の証を刻む


──Wプレミア1年目の昨季、チームの戦いぶりはいかがでしたか。
1年目の選手が多く本当に未知の挑戦でしたが、チームとして全員で成長したシーズンでした。結果としてはプレーオフに進めず、その悔しさは決して忘れることはないと思います。ただ、「このシーズンがあったからこそ」と思えるよう今季にしっかりとつなげていきたいです。

──若手主体のチームでしたが良かった点と、課題だと感じたところを教えてください。
良かった点は、結果がどうであれ日々の練習でのエナジー、練習での努力は本当に素晴らしいものだったこと。コーチ陣は毎日ワクワクさせてもらいました。課題としては、ゲームとしての勝負所で勝ち切れなかったところ。6点差以内で敗れた試合が8試合あり、1点の重みを全員が痛感しました。ここは次に繋げていきたいです。

──それらを踏まえて、今季のチームづくりで強調したことはありますか。
“勝ちにこだわる”ということ。昨季苦戦したリバウンドから、シンプルにトランジションのバスケットボールに入ることです。
選手においてもチームにおいても、日本のバスケットボール界においても非常にポジティブな話だと思います。世界で戦うために必要なことが、このリーグの中で体現でき、リーグのレベルも上がるのではないでしょうか。

──期待する選手、成長を感じている選手を、理由と合わせて挙げていただけますか。
選手全員を挙げさせてください。一人ひとりが日々成長を掲げて努力を積み重ねて向かっていて、それぞれが間違いなく成長している姿を毎日この目で見ているので、全員挙げさせてもらいます。

──ファンのみなさんにメッセージをお願いいたします。
いつも応援ありがとうございます。昨季の悔しい思いから、それでも必要なシーズンだったと、今季全員で進んでいます。今季は勝ちにこだわり、みなさんに多くの勝利を届けられるよう全力で向かって参ります。今季も共に戦ってください。会場でお会いしましょう。