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2012年3月26日(月)特集

第13回Wリーグ 各賞受賞コメント/コーチ・オブ・ザ・イヤー

内海 知秀(JXサンフラワーズ) 2年連続5回目
 
──今シーズンを振り返っていかがでしたか?
とにかくケガ人が多いシーズンでした。その中でのチームづくりというか、戦う態勢づくりは難しさがありました。インサイド、アウトサイドとも主力を欠いた大変なシーズンという印象です。
──その中で、結果を残せた要因は?
レギュラーシーズンの早い段階から思い切って若手を起用し、結果が残せたことです。起用された選手にとって、「試合に勝つ」ことが自信につながります。結果的にチーム力の底上げにつながりました。いくら良い練習ができたとしても、それを実戦で発揮できるかが肝心なんです。今シーズンは実戦を経験しながら結果を残せた、それに尽きると思います。若手が期待に応えてくれたので、最後まで戦える手応えを感じました。
──プレーオフ、ファイナルまでを見据えた展望が開けた?
選手は出たゲームで結果を残すことが大事なんです。気持ちの面で大きく違いますからね。主力以外の選手たちがよく頑張ってくれたシーズンです。
──田中選手が復帰しましたが?
彼女の復帰は大きかったですね。アウトサイドの戦力が充実し、攻撃の組み立てやすくなりました。レギュラーシーズンは全員で1位を勝ち取り、自信を深めてプレーオフも乗り切ることができた、本当に良いシーズンだったと思います。