NEWSニュース

2012年4月17日(火)特集

第13回Wリーグ 各賞受賞コメント/ベスト5・ガード部門

吉田 亜沙美(JXサンフラワーズ#12) 初受賞

──ベスト5は初受賞。このポジションは先輩・大神選手が連続受賞していましたが?
特に意識することはありません……というか、もともと誰かを気にしたり、目標にしたりするというのはなかったですね。例えば壁にぶち当たった時、どうすれば乗り越えられると悩み、行動することが自分の糧になると思っています。誰かに近づこうとか、目標にしようとは考えませんし、自分を成長させていくことが大切だと思っています。
──シューティングガード(SG・2番)に加え、ポイントガード(PG・1番)を任されて戸惑いはなかった?
JXに入ってから2番を任されるようになりましたが、もともとはPGですから問題はなかったですね。何の迷いもなく、自分なりのプレースタイルでできたと思います。いつもそうですが、PGとしてプレーしても困った時には周りの選手が助けてくれます。これからは、逆に自分が助けてあげられる存在になりたいですね。自分一人の力ではありません。周りの仲間がいてこそ良いプレー(チームプレー)ができるのです。
──日本代表でもPGを経験しましたが?
日本代表でPGをやらせてもらったのは良い経験になりました。シーズン途中でPGを任されてもすんなりプレーできましたし、日本代表の経験は大きかったですね。PGは責任の重さが全然違うと思っています。そういう意味では、シーズン前にPGを経験していたことで、プレーの幅が広がりましたね。その経験が自分のエネルギーになって、コンスタントに力を発揮することができました。