- 2012年5月23日(水)特集
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第13回WIリーグ 各賞受賞コメント/リーダーズ・Field Goal Pct.
伊藤 奈月(日立ハイテク クーガーズ#15) 初受賞
──全試合スタメン出場を果たし、受賞しましたが?
昨シーズンは入替戦で負け、悔しい思いを抱えたままシーズンを迎えました。棟方HCに代わって1年目ですから、チームとしても挑戦するシーズンだったと思います。「走るバスケット」をテーマに取り組みましたが、私自身もファーストブレイクで前を走り、積極的にドライブインを狙って行ってからこそ好結果が得られたと感じています。
──悔しさがモチベーションになった?
それは確かにありましたが、プレー面では練習中から、ジャンプシュートに磨きを掛けようと取り組んだのが良かったと思います。シュートフォームも棟方HCにアドバイスをもらいながら、少し変えてみたり、シューティングの際は確率を意識したりしました。練習での良いイメージを、試合で発揮することができましたね。
──試合を意識しながらのシュート練習が功を奏した?
そうですね、意識が変わるとより積極的にシュートを狙うことができるんです。プレーの幅が広がったと思います。そこで、あえて課題を挙げるとすれば3PTS。シーズンを通して7本しか打っていませんから、来シーズンはもっと狙って行かなければダメですね。相手に嫌がられるシューターになれるよう、ここ一番で3PTSが決められる選手になれるように頑張ります。