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2013年4月7日(日)ニュース

【東アジアWクラブチャンピオンシップ第3日目(最終日) 試合後のコメント】

大会最終日、残念ながらJX-ENEOSはウリィ銀行に62-66で破れ、準優勝となりました。
大会MVPは、ウリィ銀行 #11 Lim Yung Hui(林 暎熙)選手が獲得しました。

佐藤ヘッドコーチの試合後のコメントをお届けします。

<佐藤ヘッドコーチのコメント>
今回はアウェーでの大会なので審判のホームアドバンテージは少しは覚悟していたが、ここまでゲームの流れを切られたりというのは、初めての経験なので、ああいうゲームになるとこの大会がよくないというか意味のないものになってしまうのではないかと思う。逆に記者の方々がどう思ったのか聞きたいくらいです。
Qウリィ銀行の戦い方についてはどう思うか
Aやはりこちらのインサイドをダブルチームで封じに来たというところは、わかってはいながらも、その後のアウトサイドのシュートが入らなかった。
Q新韓銀行とはシーズンオフの交流があってよくわかっていると思うが、ウリィ銀行はあまりデータがない中でどうだったか
Aウリィ銀行とも昨年の夏に2回ほどゲームをしたし、それ以前にも何回か練習ゲームをしたことはあるので、ある程度の情報はあった。
Q今回4カ国でこのような大会が開催されて国際競技力向上が図られていると思うが、今後の展開についてはどう思うか
A 開催すること自体はとてもいいことだと思う。ただ、今日のようなゲームになることは避けてもらいたいと思う。代表者会議の際に必ず韓国の審判が入ることは聞いたが、主審をやるというのは聞いていなかったので、そこはちょっと信じられない。なので、今回私たちは負けて悔しいというのはない。逆に勝った方があまり気持ちよくないのではないか。
Q 昨日は11番のシュートがよく入っていたが、今日は1番と3番の選手がよくやっていたと思うが
A それはこちらのディフェンスのミスマッチを突かれたということで、指示した上でやられてしまったということなので仕方がない。1番の選手については今までのデータでも9〜10点前後だったと思うので、こんなに点数を取るとは思っていなかった。9番と11番のインサイドを押さえようと思ってセンターにヘルプに行かせたところをやられてしまったので、そこはウリィ銀行さんのバスケットがよかったと思う。ウリィ銀行さんもとてもいいバスケットをしていたので、もっといいゲームをしたかった。残念です。
Qインサイドがなかなかやらせてもらえない中で、渡嘉敷選手、間宮選手にはどのような指示を出したのか
A渡嘉敷と間宮には、ディフェンスがインサイドによっているのでアウトサイドを生かす動きをするよう指示したが、結果的にはアウトサイドのシュートが入らなかった。そこはこちらの実力が足りないので仕方がない。
Qこの大会での収穫は
A今までずっと勝てなかった中国のチームに勝てたというのが一番の収穫だと思う。おそらく日本のチームが中国のチームに勝ったということはあまり聞いたことがない。日本代表もたまに韓国には勝つが中国には絶対に勝てないので。
Q昨年日本代表が大差で韓国代表を下したが、審判がもっとフェアなジャッジをしたら日本と韓国の代表はどちらが勝つと思うか
A実力的にはほとんど同じだと思う。そういった面を確認するためにもこの大会はフェアにやってほしかったと思う。本当に残念です。


皆さまご声援ありがとうございました!!
本日の試合の模様は、CS放送SKY-Aにて、5月10日(金)19:00〜21:00(再放送5/20(月)25:00〜27:00)放送予定。お見逃しなく!!

試合結果等の詳細は、大会公式サイトでチェック!!

●東アジアWリーグチャンピオンシップ公式サイト