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2014年2月14日(金)特集

【第15回Wリーグ・プレビュー/明日に向かって撃て!! その2】

 セミファイナル進出の4枠を巡り大混戦の第15回Wリーグ。上位6チームが混戦ですが、下位チームの頑張りにも注目です。前節で日立ハイテクがシャンソンを撃破。ファイナルを目指すシャンソンに痛い一撃を与えました。

 その日立ハイテク(10位)はトヨタ紡織(7位)、トヨタ自動車(2位)と連戦です。(2/15(土)16(日)岡崎総合公園総合体育館)
 既にセミファイナル進出の望みの無い日立ハイテクですが、その走力とシュート力は上位チームにとって脅威です。

 昨年、日本代表チームに三菱電機から #3 宮元(175cm)、#6 櫻木(180cm)という大型シューターが選ばれ、シュート力とともにその高い運動能力を活かしたディフェンス力でアジア制覇の新たな戦力になりました。その影響からか、今季のWリーグは新潟 #53 近藤(177cm)や、三菱電機 #5 池谷(174cm)など多くの大型3Pシューターがブレイクしています。

 注目は、日立ハイテク #25 石原。身長177㎝、東京成徳大高出身の3年目。高校時代はセンターでしたが、今季3Pを撃ちまくるシューターに変身。現時点で、3P成功率32.7%でランキング15位ながら、注目するのはそのシュート試投数。107本(35本成功)も打っています。さらに注目は、同時に134リバウンドを奪っていること。現時点で100リバウンド以上奪って100本以上3Pを打っている選手は、他に羽田 #31 髙木(113本(32本成功)、116リバウンド)しかいません。前節シャンソン戦でも、4Qに反撃ののろしを上げる3Pを2本決め、さらに息の根を止める最後のシュートも決めて勝利の立役者となりました。

 日立ハイテクの早い切り返しからのシュートは、再び上位チームに炸裂するのか?そしてリーグ戦を通じて成長していく選手たちの熱い戦いぶりを是非、会場でご覧ください。


(写真は、日立ハイテク #25 石原愛子選手)