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2017年5月11日(木)特集

第18回Wリーグ・受賞者コメント/【ルーキー・オブ・ザ・イヤー】藤岡麻菜美 JX-ENEOSサンフラワーズ

【ルーキー・オブ・ザ・イヤー】藤岡麻菜美 JX-ENEOSサンフラワーズ
──新人王おめでとうございます。1シーズンプレーしてみていかがでしたか?
藤岡(以下、F):難しさや厳しさを感じることが多かったです。同じポジションのリュウさん(吉田亜沙美)と比べられることが多く、特にゲームメイクは時間と経験が必要なんだと痛感しました。

──スキルはともかく、経験は時間が必要ですからね。
F:でも、3年後には“東京”があり、そこを一番の目標にやっていきたいと思っています。高校からWリーグに入った選手はもう6シーズン目で、そのキャリアの差はどうしようもありません。多くの壁を越えていかなければなりませんから、この3年でクリアしたいですね。

──逆に通用したと感じること、自信を深めたことはありますか?
F:持ち味はドライブからキックアウトのパスで、それはトップリーグでも通用したんではないかと思います。今後、インサイド陣との連係や、自分から攻める姿勢、積極性が求められると思います。シュートに関してはツーハンドからワンハンドに変えたので、その精度を上げること、得点力を上げることが大事になります。アウトサイドが良くなれば、得意のドライブがもっと活かせると感じています。

──ルーキーながら、冷静に自分をふり返ることができるのは大学での経験が生きている?
F:筑波大は自主性を重んじるので、それは身についています。開幕前は「新人王が目標です」と言ってましたが、シーズンが始まると、そんなことを考える余裕はなかったです。自分がどういう貢献ができるのか、チームに溶け込めるかが大変で……新人王は自分ではないと思っていてうれしかったですが、2シーズン目は新人王に相応しいプレーをしたいと思います。新人王のプライドを賭けてがんばります!