- 2015年4月30日(木)特集
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第16回Wリーグ・受賞者コメント/ベスト5・センター部門
デンソー アイリス #8 髙田 真希(2年連続4回目)
Q:2年連続4回目のベスト5です。今シーズンの自己評価は?
──結果として受賞できましたが、個人としてもチームとしても満足できる成績を残せなかったという悔いのほうが大きいですね。評価していただいたのは嬉しいですし、感謝していますけど、この賞に相応しい結果を残せませんでした。
Q:スタッツを見ると、珍しくトップの部門がありませんでしたが?
──数字を残そうとプレーしているわけではないので、トップにならなくても気にしていません。これまでは、私の得点やリバウンドの数字が高くなり過ぎていたんだと思います。そういう意味では、チームがベスト4に残っている中で、私の成績が目立たなくなっているのは他の選手が伸びていきている証拠だと感じています。今シーズンは、試合を重ねるごとにその感覚は強くなっていました。自分が取るべき得点やリバウンドはあると思いますし、そこは何としても狙いに行きますが、周りの選手ができるようになったんだと思います。
Q:反省点はあるものの、手応えも感じたシーズンだった?
──チームではスタッツに表われる部分と、そうではない部分で役割があります。それらをうまく分担できるようになってきました。個人賞を狙うよりは、チームの成績が一番ですから。
Q:チームメイトがもっとランキングに入って、受賞の機会が増えたほうがいい?
──そうです。そうすればチーム力はもっとアップするはずです。今シーズンは課題が明確になった分、私も含めて皆が成長していかなければなりません。まずは個人タイトルより、チームタイトル。優勝してなおかつ、誰かが個人賞を受賞できればいいですね。負けた悔しさを来シーズンにぶつけて頑張りたいと思います。