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2015年9月20日(日)特集

第17回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.1

日立ハイテク クーガーズ 薮内 夏美ヘッドコーチ

Q:ヘッドコーチは2シーズンぶりになりますが、心境はいかがでしょうか?
──指揮を執る以上、「勝つ」ことが求められますが、併せて「土台づくり」も意識しなければならないと感じています。技術的なことだけではなく、メンタル面も含め、これまでより一歩でも向上できるように頑張りたいと思います。

Q:チームづくりは順調に進んでいますか?
──選手とコミュニケーションを取れば、「勝ちたい!」という気持ちが伝わってきます。しかしながら、バスケットに賭ける気概であったり、自己管理の面だったり、物足りないところも見受けられました。とにかく今は「元気いっぱいのプレー」「活気あふれるチーム」を強調し、全員の気持ちをひとつにしようと心掛けています。そのためには、私も前のめりになって、改めてバスケットの楽しさを感じること、その姿勢や気持ちを表現することが何よりも重要だと思っています。トップリーグでプレーできる喜びや、多くのサポートを受けている感謝の気持ちを忘れないでほしいですね。

Q:シーズンを戦っていく戦力、戦術についてはいかがでしょうか?
──主力が抜けて戦力ダウンは否めません。 #3 高橋香澄、 #5 山田茉美の得点力だけでなく、全員が外から点を取りにいく気持ちがなければなりません。スピードと40分間走り回るディフェンスで1勝ずつ積み上げたいと思います。新加入の #18 高橋礼華はプレーで柱になるだけでなく、これまでの経験を伝えるだけでプラスになる存在であり、 #15 石黒むつみ、#4 外山優子、 #13 鶴見彩らの新戦力はチームに新風を吹き込んでくれるはずです。楽しく明るく、常に高いモチベーションでチャレンジできるチームをつくり上げたいと思います。