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2015年9月21日(月)特集

第17回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.2

羽田ヴィッキーズ  古田 悟ヘッドコーチ

Q:女子チームの指揮を執るのは初めてでしょうか?
──いいえ、以前、秋田銀行(日本実連所属)でヘッドコーチを務めました。女子はその時が初めてで、戸惑うこともありましたが、今回はその経験を生かしながらチームづくりを進めています。女子のトップリーグでチームを率いる機会をいただき、モチベーションは上がっています。

Q:就任1年目で、まだまだ手探り状態かも知れませんが、どんなチームをイメージしていますか?
──私はディフェンスが好きで、選手としての評価も泥臭いディフェンダーという部分だったと思います(笑)。なので、まずはディフェンスから。ハードなディフェンスで相手を苦しめ、ボールを持ったらとにかくゴールへ向かって走る! トランジション重視のバスケットを選手にも徹底しています。そのため、オフの練習も「フィジカルトレーニング」や「ランニング」に多くの時間を割きました。その効果は確実に出始めていると感じています。

Q:オフェンス面はいかがでしょうか?
──残念ながら、ハイスコアの試合になると厳しいと思われるのでロースコアの展開に持ち込みたいと思っています。少ないチャンスを生かして勝利する、そのためには #15 落合里泉のシュート力は欠かせません。彼女を中心に、攻撃のバリエーションを考えています。

Q:チームとしても、新ヘッドコーチを迎えてまた新たなチャレンジになりますね?
──選手、スタッフとはよくコミュニケーションを取り、互いに理解し合うことでチームの一体感が生まれています。フィジカルが強くなり、サマーキャンプや練習試合で「勝つ」ことが自信になっています。今シーズンは何としてもベスト8(=プレーオフ進出)を勝ち取りたいと思っているので、チーム一丸となってチャレンジします。