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2015年9月22日(火)特集

第17回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.3

新潟アルビレックスBBラビッツ  炭田 久美子ヘッドコーチ

Q:コートで指揮を執るのは何シーズンぶりになりますか?
──3シーズンぶりでしょうか。出身地・新潟の関係者から熱心なお誘いいただき、恩返しの気持ちも込めて就任を決意しました。チームづくりに関しては、まだまだ試行錯誤が続いています。チーム自体の歴史がまだまだ浅いので、さまざまな面で「伝統」を根づかせるお手伝いができればと思っています。

Q:新潟ではどんなバスケットを追求したいと思っていますか?
──とにかくサイズがないので、ディフェンスを頑張って失点を抑えられるチーム。とはいえ、今からあれこれ要求し過ぎると選手もベンチも混乱してしまうかも知れません。選手たちの個性をうまく引き出し、チームとしてまとめ上げられるようにしたいと考えています。

Q:期待する選手の名を挙げるとすれば?
── #14 畑中美保、 #55 小松さやかは山梨時代から旧知の選手です。この2人に #0 梅木智加子、 #53 近藤紗奈を加えたインサイドがいかに踏ん張れるか。また、キャプテン #34 出岐奏、日立ハイテクから新加入の #6 稲本聡子らの活躍も欠かせません。新人の #10 大濱杏華、#16 山澤恵は未知数ながら、期待したいですね。ただし、飛び抜けた選手がいるわけではありませんから、皆が全力でぶつかっていく“気構え”を前面に出して戦いたいと思っています。

Q:ご自身にとっても、チームにとっても大きなチャレンジの年になりますね?
──女子日本代表がオリンピック出場を決めました。もっともっとバスケを応援していただけるよう、私たちも仲間として競い合わなければならないと感じています。高い意識でコートに立つこと……その重要性を伝え、より多くのファンに支えていただけるようなチームを目指します。