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2015年9月23日(水)特集

第17回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.4

アイシン ・エィ・ダブリュ ウィングス  李 玉慈ヘッドコーチ

Q:就任1年目を振り返っていただけますか?
──良い試合運びができた試合がありましたし、接戦に持ち込むことができた試合もありました。ただ、勝負どころでプレーに迷いが出たり、競った展開で弱気になったりすることがありました。「危機管理」が上手く行かなかったと思います。勝てる試合を落としたこともあり、残念でした。

Q:ご自身が目指すチームづくりには、少し時間が足りなかったでしょうか?
──チームに合流してから約半年で開幕を迎えました。要求するレベルが高かったのかもしれませんが、私自身が少しナーバスになってしまったのは反省点です。チームづくりは時間がかかるのが当然で、お互い我慢も必要でしょう(笑)。今シーズンは時間をかけ、選手たちとコミュニケーションを取るように努めました。信頼関係がより強くなり、「何ができて、何が難しいのか」「どうすればチームとして成長できるのか」を、チーム全員で共有できるようになったと感じています。

Q:2年目は、戦力アップに手応えがあるのではないでしょうか?
── #1 馬瓜エブリンが日本代表合宿に参加し、さまざまなことを学んだようです。少し大人になって(笑)、レベルアップして帰ってきました。新人の #12 白 慶花は高さ(185cm)があり、筑波大では主力の1人でした。選手層は確実に厚くなったと思います。ディフェンスでしっかり相手を抑え、トランジションゲームを仕掛けて上位チームを脅かす存在になれるよう頑張ります。

Q:昨シーズンは8位。今シーズンは8位までプレーオフのチャンスがありますが?
──昨シーズンの成績に満足しているわけではありません。1つでも勝ち星を増やし、プレーオフに出たいと思っています。