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2015年10月6日(火)特集

女子日本代表、オリンピック出場記念インタビュー vol.9

王 新朝喜(三菱電機 コアラーズ #24)
 
Q:今回のアジア選手権は中国の開催でしたが、特別な思いはありましたか?
──特に意識することはなかったです。それよりも、「優勝してオリンピックへ行く!」という気持ちが強かったので、そこに集中していました。
 
Q:前回も出場し、アジア選手権は連覇になりましたが、その点はいかがでしょうか?
──前回は日本代表に選んでいただき、初めて出場したアジア選手権でした。無我夢中というか、優勝してから「世界選手権に出られるんだ」とわかったぐらい(笑)。今回は最初から、オリンピックの出場権がかかっているとわかっていましたから特別な思いでした。最初の合宿で高橋(雅弘)チームリーダーからチーム全員に声を掛けていただき、意識が変わりましたね。前回はただアジアチャンピオンを目指すだけだったのが、今回はオリンピック出場が目標! 連覇を果たしてオリンピック出場を決めることができ、とても嬉しかったです。

Q:今大会は自分の役割を果たすことができましたか?
──う〜ん、どうでしょうか!? 自分ではよくわかりませんが、もっと良い活躍ができたのではないかという気持ちがあります。選手である以上、スタメンを狙っていますから……ただ、ベンチスタートになった時、三谷(藍・富士通)さんの振る舞いを見てたくさんのことを学びました。どういうカタチであれ、チームの一員として役割があるということに気づくことができました。最終的にはそれぞれの役割が決まってきますが、勝つために一人ひとりにやるべきこともわかりました。
 
Q:日本代表でプレーすれば、それだけモチベーションが上がるわけですね?
──今大会では結果的に短いプレータイムでしたが、多くのことを経験することができ、いろいろなチャンスを与えていただいたのでとても感謝しています。内海ヘッドコーチやトム・ホーバスコーチからセンターの動きなどたくさんのことを教わりましたので、自分のチームに持ち帰り、試合で生かしたいと思っています。
 
Q:次の目標はオリンピックのコートに立つということですよね?
──はい、そうです。オリンピックのコートに立てるように精一杯頑張ります。まずはWリーグでもプレーオフ・セミファイナル、ファイナルに行きたいと思っています。
 
Q:Wリーグで結果を残すことが、オリンピックにつながるということですね?
──そうです。チームのために頑張ることが大切ですし、それが次につながっていきます。今度はしっかり気持ちを切り替えて、Wリーグではライバルになる代表メンバーたちと競い合わなければならないと思っています。