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2014年10月22日(水)特集

第16回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol8

新潟アルビレックスBBラビッツ  衛藤晃平ヘッドコーチ

Q:昨シーズンはヘッドコーチ就任1年目でしたが、振り返っていかがでしたか?
──自分が目指すバスケットをチームに浸透させられませんでした。前年から順位を落としたのは反省点です。図抜けた選手はおらず、高さのある選手もいません。ファーストブレイクを中心とした全員バスケット、個々の能力を引き出すバスケットを理想にしていますが、まだまだこれからだと思っています。
Q:1シーズン経験したことで、チームづくりはやりやすいのでは?
──今シーズンは、Wリーグ参入4年目にして5on5の練習ができるようになりました。これは大きな前進につながるはず……というのも、個々の能力を生かすにしても、まったくのフリーランスではありません。チームとして共有する選択肢の中から、選手が自己責任でプレーを選択する、そんなスタイルを求めているからです。「共有する選択肢」を増やす上で、チーム練習の充実は欠かせません。また、キャプテン #7 星希望の意識が変わり、(私との)コミュニケーションが密になったことで、チームメイトの信頼を集めるようになりました。チームをまとめる「核」になると期待しています。
Q:選手の意識も変わってきましたか?
──私自身、bjリーグでプロチームを経験して来ました。Wリーグにおいても“プロ意識”を高めたいと思っています。戦術・采配はコーチの仕事ですが、コートで自分を表現するのは選手の役目。少しずつでも選手やチームの意識を変えたいですね。そのためにも、今シーズンは順位を上げ、周囲に認められる成績を残さなければなりません。皆さんの応援が力になりますので、ぜひ会場に足を運んでください。よろしくお願いいたします。