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2016年6月1日(水)特集

第17回Wリーグ・受賞者コメント/ レギュラーシーズン MVP

レギュラーシーズンMVP
JX-ENEOSサンフラワーズ #10 渡嘉敷来夢 (2年連続3回目)

Q:レギュラーシーズンMVPを受賞されました。今シーズンは、どんなシーズンでしたか?
──WNBAの挑戦やオリンピック予選などがあり、フィジカル面でタフなシーズンだったなぁと思います。

Q:アメリカ(WNBA)でのプレーや、オリンピック予選(FIBA ASIA選手権)は大きな成果がありましたね?
──そうですね、ただその分、疲れが抜けないという感じがあって……。チームプレーなど、不安はありませんでしたが、正直なところ「もう少し休みたいなぁ」と(笑)。でも、チームに必要とされているのはわかっていますし、責任もあります。やっぱりみんなと優勝したいので、頑張ることができました。

Q:気持ちの切り替えは上手く行ったのでしょうか?
──慣れているので、すぐに切り替えられました。チームでの役割もわかっています。今シーズン、特に新たにトライしようとか、こんなプレーをしようと考えたことはありませんが、「思いっきりプレーすること」を心がけました。外からのプレーが増えたので、これまでより“思い切りの良さ”が必要だと意識したんです。

Q:それは、アメリカでのプレーの経験があったからでしょうか?
──WNBAでだいぶ自信がつきました。アメリカでプレーしていなければ、あんなに外回り(アウトサイド)のプレーはできなかったと思います。アメリカでのプレースタイルがそうだったので、それが今シーズン、JX-ENEOSのプレーにもマッチしたのかなと思います。

Q:個人として成長した部分をチームプレーに活かせたわけですね。この受賞はどのあたりが評価されたからだと思いますか?
──いや、わからないです(笑)。「なんで自分なのだろう!?」って感じるぐらい、レギュラーシーズンはパッとしなかったと思っているんですけど。スタッツに関してもいつも通りであまり変わらない数字だと思います。何かをやろうというのではなく、とにかく自分が上手くなりたい、そう思ってプレーしています。チームに必要なプレーをするだけ。自分ではどこを評価してほしいという気持ちはないので、どこが評価されたのかはわからないですが、結果として周りの方々に評価していただけとしたら、それはとても嬉しいですね。またWNBAで頑張れますし、オリンピックに向けても励みになります! ありがとうございます!!