- 2016年6月3日(金)特集
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第17回Wリーグ・受賞者コメント / ルーキー・オブ・ザ・イヤー
ルーキー・オブ・ザ・イヤー
デンソー アイリス #8 赤穂さくら
Q:シーズンを振り返ってみて、どんなシーズンでしたか?
──1年目のシーズンなので、学ぶことが多かったなと思っています。ルーキーですから、「通用するものは何もない」そう思って臨んだシーズンでした。
Q:開幕は待ち遠しかったですか?
──それが、開幕1週間前ぐらいからすごく緊張し始めて……小学生の頃から観てきた選手や中学、高校の全国大会で活躍された先輩たちと一緒にプレーする。憧れであり、目標にしてきた選手たちと同じ舞台に立つと思うと、緊張のひと言でした。
Q:全試合スターターを務めましたが?
──起用していただいて感謝しています。
Q:戦力として期待されていたからだと思いますが、自分なりに通用したと思う部分、逆に厳しかったな、と感じた部分は?
──通用したというか、常に心掛けていたのは「走ること」ですね、速攻で走るとか。リツさん(髙田選手)がリバウンドを取った時は、自分は逆サイドにいますから、「これはリツさんが取った」って思った瞬間、走り出していました。
思い通りにやられてもらえなかったのはオフェンス。点を取ることですね。マッチアップは日本代表やキャリアのある選手ばかり……いっぱいいっぱいでした。ただ、そんな中でも、リツさんへのアシストが決められたのは良かったです。オフェンスに絡んで、チームの得点に貢献できたのは嬉しかったですね(笑)。
Q:高校までは、自分で点を取りに行っていたわけですからね。そういう意味ではプレーの幅が広がりましたか?
──周りに凄い選手がいるので……。
Q:赤穂さんも凄い選手だと見られていますよ?
──自分への期待が高くでも、それはプレッシャーにはならないです。自分ができることを一生懸命やらなきゃ、という想いが強いです。走ることは誰にも負けたくないですし、自分の武器にしたいと思っています。一歩ずつ上達して、もっとチームに貢献できるようになりたいです。
Q:女子日本代表がオリンピック出場を決めたシーズンにルーキー・オブ・ザ・イヤー。“持ってる”かも知れませんね?
──いいタイミングでルーキーシーズンを送れたかな、と(笑)。ただ、自分としては2020年の東京オリンピックで、チームの主力として活躍できるようにこれからも一生懸命頑張りたいと思っています。