- 2016年6月5日(日)特集
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第17回Wリーグ・受賞者コメント / リーダーズ・得点部門
リーダーズ/得点部門
デンソー アイリス #8 髙田真希 計385点/Avg. 19.25点 (2年ぶり4回目)
Q:今シーズンはレギュラシーズンが短くなりましたが、何か気をつけたところはありますか?
──自分の役割は、これまでと変わりません。まずは点数を取ること。そうしないとチームが乗ってこないので、自分がゴールへ向かうことが大切です。その上で、「勝ち」につながるように、(自分が)打つシュートに関しては、高い確率で決められるように、正確性が大事になると臨んでいました。毎年のことですが、シュートを打つ、打ったシュートは決める。とてもシンプルな心がけです。
Q:シーズンを振り返って、悔いが残るところがあったとすれば?
──JX-ENEOSさんには1勝もできなかったので……他の試合と比べても、自分のパフォーマンスが出せなかったのでちょっと悔しいですね。JX-ENEOS戦以外は結果を残せたと思いますが、勝つ(優勝する)ためにはJX-ENEOS戦での勝利が重要ですし、どんな相手でも点を取らなければなりません。自分のプレーが悪いとチームが勝てないのは明白なので、そこは課題というかテーマになっています。
Q:間宮選手、渡嘉敷選手らに対しては、チームとして戦わなければいけませんよね?
──ただ、シュートは打っているんです。試投数は多いので、あとは確率。他の試合よりもタフショットが多いのですが、そういうシュートをもっと決めなければ勝てません。その辺りの技術は身に付けていきたいと思います。
Q:代表活動で結果を残しての開幕はモチベーションが上がりましたか?
──自分自身もそうですが、観てくださる方が増えてきました。周りは「オリンピック出場を決めた選手」と見てくださるので、その期待に応えようと思っていました。これまで会場に来ていなかった方も観に来てくださったようです。たくさんの観客の中でプレーができたので、モチベーションは高かったですね。
Q:Avg.19.25点は高い数字だと思います。が、それよりも「勝ちたい!」?
──そうですね。毎年言っていますけど、個人賞のことはどうでもいいというか、チームとして勝ちたい! それが第一です。結果として、受賞できたことはとても光栄に思いますし、嬉しいですけど、やはり一プレーヤーとしてはチームが勝つことが大事です。受賞を次への糧として、頂点を目指したいと思います。