NEWSニュース

2020年4月30日(木)特集

第21回Wリーグ表彰者【リバウンド】髙田真希(デンソー)

いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

Wリーグ公式WEBサイト恒例企画!
第21回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。

本日お届けするのはこちらの選手です!

──────────

第21回Wリーグ リーダーズ表彰者インタビュー



「キャリアを重ねるごとに磨かれるスキル」

リーダーズ【リバウンド】部門
第1位・計156本(Avg.11.14本)
髙田 真希(たかだ まき)
(デンソー アイリス #8)
※5年連続6回目の受賞

 ──新任のヴラディミール・ヴクサノヴィッチHCはタイムシェアを徹底する采配でしたが変化は大きかったですか。

「そうですね、ベンチにいる時間が長くなったと思いますし、もう一度フレッシュな状態でコートに戻れるというのはすごく良かったです。プレータイムが限られていた選手たちがコートに立ち、さまざまな経験することが重要ですし、その意識をチーム全員で共有することができ、今後につながっていくと感じています」

 

──リバウンド部門は5年連続6回目の受賞になりました。

「タイトル云々は関係なく、リバウンドを取りに行くという意識は常にありますし、自分にとっては持ち味のひとつだと思っています。チームに貢献する大切なプレーですし、センタープレーヤーの役目ですから、そこは誰にも負けたくないという気持ちは強いですね」

 

──センタープレーヤーとはこうあるべき、という考えはありますか。

「今のセンタープレーヤーは3ポイントシュートも大切ですし、アウトサイドの動きが求められます。特に国際試合では(日本は)サイズが小さくなってしまうので、とても大事だと思います。その意識はWリーグにも浸透してきていますが、私自身はそれ以上に、相手に身体を当てる動きが重要だと感じているのです。国際試合だとサイズのある選手とマッチアップしますから、それを守らなければなりません。だからこそ、センタープレーヤーには身体を張ったプレーが大事になると思っています。アウトサイドの動きはもちろん重要ですが、インサイドはそれ以上に重要ですし、その意識はなくしたくないですね」

 

──リバウンドに限りませんが、キャリアを重ねるごとに駆け引きなども覚えていくのですね。

「そうですね、上手く行かなかった時に、『じゃあ次はこうしよう』とか『これがダメでならこうしてみよう』とか、考えながらプレーしています。試合の中、絶えず試行錯誤しながらアジャストすることを大切にしています」

 

──今、大変な時期ですが、応援してくださったファンへのメッセージをお願いします。

「息苦しい日々が続いていますが、ここをみんなで乗り越えましょう。来シーズン、また応援していただけるようなプレーをしたいと思っています。今シーズンは味わうことができなかったスポーツの楽しさや魅力を、来シーズンはコートで爆発させますので、その喜びをぜひ一緒にみなさんとアリーナで味わいましょう。引き続き応援よろしくお願いいたします!」