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2020年9月5日(土)特集

第22回Wリーグ HCインタビュー【新潟アルビレックスBBラビッツ】

いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

毎年恒例の開幕前ヘッドコーチインタビュー。
全12チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況や
来たるシーズンに向けての意気込みを聞きました。


共通理解の徹底と、選手の個性を伸ばして初挑戦



 Wリーグでの指導は初めてで、試行錯誤を重ねながら練習を続けている状態です。現時点では、Wリーグに関しては選手たちの方がわかっていますから、コミュニケーションを取り合いながら情報を共有する、確認し合うことが重要だと考えています。すぐに結果は出ないかもしれませんが、今シーズンはベースづくりだと覚悟を決め、しっかり選手たちと向き合いたいと思っています。

 練習では、私なりの基本的な考えを伝えますが、できるだけフリーに。それぞれ違う指導を受けてきた選手たちをいきなり枠に押し込むようなことはせず、個々の長所や持ち味を伸ばせるように心掛けています。チームの始動からまだ短い時間ですが、その中でも新たな発見がありました。

 ロスターに関しては移籍や引退など、メンバーが少なくなりました。全員をコートに送り出すような起用法、タイムシェアの徹底で上手にエネルギー配分するゲームの組み立てを考えなければなりません。全員が与えられた時間で、それぞれの役割を全うできるような指導に努めたいと思います。タイムシェアは昨シーズンからの継続で、選手たちは慣れていますが、ポジションに関してはコンバートがあるかも知れません。選手がどこで一番力を発揮できるのかを見極めたいと思います。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響でファンの皆さんと触れ合う機会は減っていますが、選手たちは精一杯頑張っていますので、変わらない応援をよろしくお願いいたします。