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2012年2月24日(金)試合情報

ファイナル記者会見コメント・JX

いよいよ3月1日(木)より、プレーオフ・ファイナルが始まります。ファイナル開催に先立ち、昨日(2月23日)、各チームのヘッドコーチ・選手出席の下、記者会見を行いました。
本日はJXのコメントを掲載します。

<内海知秀ヘッドコーチ>
−−セミファイナルを振り返って
先日のセミファイナルは非常にタフなゲームで3戦までもつれたが、2戦目でよく我慢をして勝利したことが3戦目につながって最後は我々のバスケットができたと思う。ここまでくるとコンディションがいいという選手はほとんどいないと思うが、ファイナルへ向けてはコンディションを含めて最後までパフォーマンスが出せるよういい状態で臨んでいきたい。
−−対戦相手はリーグ戦で2勝2敗と五分のトヨタ自動車となったが
トヨタさんは失点の少ないチームだし、いろいろなチェンジングディフェンスもあるのでしっかり対応していきたい。
−−3年連続ファイナルで戦うとはいえ、昨年とはチーム編成も若干変わっているが、トヨタ自動車をどう見ているか
トヨタさんのバスケットスタイルそのものは昨年と大きく変わっているということはないので、対応していかなければならないと思うが、外角シュートの爆発力が非常にあるので警戒したい。我々は何人かケガで抜けたりしているがリーグ戦を通して練習・ゲームとも進めてきたので、5戦という長期になるがその中でチームとしての力をしっかり出していきたい
−−トヨタ自動車で注意したい選手は
特に久手堅選手と矢野選手はずっとチームの柱として引っ張っているので注意していきたい。
−−自チームで期待している選手は
期待しているというよりは、今シーズン田中が復帰したことで、若手の本田も含めて外角シュートの本数が多少上がったところが昨年よりはいいのかな、と思っている。

<田中利佳選手>
−−セミファイナルを振り返って
セミファイナルは厳しい戦いをものにできたことが選手にとっては自信になったと思うし、2・3戦目で自分たちの原点であるディフェンスから速攻というパターンがよく出せたのでファイナルもいい形で入っていけると思う。
−−ファイナルへ向けてチームとしてのポイント、自分自身のポイントは
チームとしてはディフェンスから速攻、まずディフェンスからがんばりたい。個人的には出場時間の中で得点を取ってチームに貢献できるようにしたい。
−−ファイナルへ向けての意気込みを
昨年できなかった分もチーム全員で一生懸命がんばりたい。

<大神雄子選手>
−−セミファイナルを振り返って
セミファイナルは一つ一つの試合で修正点や収穫・課題はたくさんあるが、まずはこのファイナルの切符を手に入れたということがうれしいというか自信になったとはっきり思う。昨シーズン、3/11の東日本大震災が起きてからチームとしても個人としてもこの舞台に立ちたいという思いは強くあった。その相手はトヨタさんでないとダメだと思っていたので、先にトヨタさんがファイナル出場を決めた時にこれは絶対に自分たちが行かなければダメだと思ったし、それが日本の皆さんに元気を与えられる一番いいカードではないかと思っていたので、まずはそれを果たせたのが一番うれしい。なので、セミファイナルを振り返るというよりは、ファイナルへ向けて気持ちを切り替えている。
−−トヨタ自動車と対戦するにあたり、ポイントガードとしてどのような展開に持ち込みたいか
セミファイナルでもそうだったが、プレーオフは4チーム同じスタートラインなのでプレーどうこうと言うよりも、どれだけ我慢ができてそこからどう波に乗っていくのか、その流れを作るのはポイントガードとして自分の役割としてゲームをしっかりコントロールできるようにファイナルを支配したい。
−−ファイナルへ向けての意気込みを
もちろん自分たちには目標があってそれぞれ皆強い気持ちがあると思うが、今年はオリンピックのある大事な年なので、そのためにもこのファイナルでお互いが精一杯一生懸命戦うことが最低条件だと思う。オリンピックという気持ちを両チームの選手全員が持っていい勝負をしたい。