- 2013年10月30日(水)特集
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【第15回Wリーグ ヘッドコーチインタビュー/第4回】
シャンソン化粧品シャンソンVマジック 木村功ヘッドコーチ
Q:4シーズンぶりのプレーオフ進出を果たした昨シーズンに続き、今シーズンも楽しみなのでは?
──昨シーズンはベスト4を勝ち取りましたが、チーム全体が若く、経験が浅いので不確定要素が多いですね。昨シーズン以上の結果が残せるかどうかわかりません。しかも、昨シーズンと違うのは、上位を狙うチームの充実ぶりです。特に3人の日本代表がチームを引っ張る三菱電機、高田選手が復帰したデンソーは手強い相手になりそうです。
Q:センター陣の補強が上手く行きましたが、手応えはいかがでしょうか?
──インサイドの補強は重要なテーマだと考えていました。サイズのある2人のルーキーが加入したのは思惑通りです。ただ、実際に試合で力が出せるかどうかは未知数なので、リーグが始まってみなければ何とも言えません。大型化に成功し、練習試合では手応えを感じていますが、他チームにはベテランのセンター陣がおり、インサイドでどれだけできるかがポイントだと考えています。
Q:楽しみと不安が入り混じった状況でしょうが、昨シーズン以上の結果を求めて行く?
──それは当然です。常に上を目指さなければ成長はありません。「停滞は後退」ですから、「ファイナルに行くぞ!!」 と意思統一しています。とはいえ、ファイナルへ行くために、まずはプレーオフの切符を手にすること。10代が主力を占める、今までにないチーム構成ですが、先々を考えながらも一年一年が勝負です。#8藤吉佐緒里を始め、日本代表候補になった#20元川夏菜らキャリアのある選手たちも刺激を受け、選手層が厚くなりました。ここ一番という場面で気持ちで負けなければ、確実に目標に近づけるはずです。