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2013年11月3日(日)特集

【第15回Wリーグ ヘッドコーチインタビュー/第8回】

アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス 山田かがりヘッドコーチ

Q:初采配となった昨シーズンを振り返っていかがでしょうか?
──個々の選手は伸びていると手応えを感じていました。ところがチームとして力を発揮することができず、順位は8位のまま。これはHCである私の力量不足、経験不足だと感じています。練習でできないことが、試合でできるはずはありません。今シーズンはもうひとつ上のレベルを目指し、基本を見直しながら地道に練習に取り組んできました。
Q:期待の新戦力が加わったと思いますが?
──#11諏訪裕美は実績があり、インサイドが安定しました。そこで、5番でプレーしていた#0佐藤朱華を本来のポジションにコンバートすることができました。得意のアウトサイドシュートがより威力を発揮します。また、#15濱口京子にとっては良いお手本です。持ち味の身体の強さを生かすプレーを見習って思いっきりプレーして欲しいですね。
Q:インサイドでの得点力がアップし、“上”を目指す態勢が整いましたか?
──#10小泉遥らはまだまだ力を出せると思っていますから、その分、奮起を期待しています。チームとして経験を積み、上位チームから勝ち星を挙げることができました。逆に、下位チームに負けてしまうこともありましたから、ゲームごとに安定した力を発揮できるようにならなければなりません。“積極的なディフェンスからの速攻”をやり通せるチームをお見せできるよう頑張ります。
Q:目標は7位以上?
──やるからには「優勝!!」と言いたいところですが、順位にこだわるのではなく、選手が成長を実感できるシーズンにしたいですね。その積み重ねがチーム成績を押し上げ、プレーオフ、優勝に手が届くようステップアップして行きます。