- 2015年9月28日(月)特集
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第17回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.9
デンソー アイリス 小嶋裕二三ヘッドコーチ
Q:昨シーズンはレギュラーシーズン2位ながら、プレーオフで敗れてしまいました。振り返っていかがでしょうか?
──第15回Wリーグで準優勝し、それ以上の結果を目指していたので悔いが残ります。センター #8高田真希、ガード #41伊藤恭子のラインは上手く機能しましたが、2番、3番ポジションはケガ人が出てしまい、メンバーを固定できませんでした。そのために得点力が下がり、プレーオフの結果につながってしまったと思います。ただ、失点はリーグ最少で、ディフェンス面は成長していると感じています。あくまでマンツーマンを基本しながらも、チームの約束事を守り、一体感のあるディフェンスができたのが良かったと思います。今シーズンは、さらに磨きを掛けて臨みます。
Q:選手個々のコンディションを整え、改めて高い目標にチャレンジするシーズンになりますね?
──女子日本代表がオリンピックの出場権を獲得しました。われわれは髙田を送り出しましたが、他のチームからは仲間であり、ライバルである選手たちが出場しています。その活躍を見て、ウチの選手たちは大いに刺激を受けているはずです。女子バスケットの潮流がもっと大きくなり、注目度が上がるよう、われわれも頑張らなければなりません。
Q:期待の新人2名が加入し、選手層も厚み増しましたが?
──現有戦力はポジション的にも、年齢的にもバランスが取れており、十分戦える力が備わっていると感じています。さらにルーキー #12赤穂さくら、#23篠原華実が加入したことで、チーム内の競争が激しくなってきました。キャプテン #14大庭久美子を始め、 #10藤原有沙、 #13伊集南らが充実したシーズンを送ることができれば、必ずファイナルのコートに立てると思っています。